パンドジェーヌ 引退

1/16 Bダートコースを周回した後、ウッドチップコースで追い切りました。3頭併せでしたが、直線で2頭に遅れてしまいました。騎乗した調教助手は「気持ちはあるのですが体がついてこない感じで、最後はガス欠を起こしたような走りでした。本来の動きではありません」と話していました。その後、内視鏡検査を行ったところ、肺出血が認められました。

大竹正博調教師は「あまりに動きが良くなく、調教後に咳をしていたので検査したところ肺出血していました。かなりの量で、これでは止まってしまうのも仕方ないなと納得しました。この状況ではレースに使えないので、申し訳ありませんが来週からの小倉遠征は中止とさせてください」と話していました。その後、大竹調教師とクラブで協議を行いました。長期間の休養が必要であること、出血の状況から以前にも肺出血を起こしていた可能性や再発の可能性があることを考慮し、引退してクラブ関連会社の繁殖牝馬になることになりました。

大竹調教師は「現役を延ばしてもらったにもかかわらず、勝つことができず申し訳ありませんでした。このまま出走していたらかなりのダメージがあったと思いますが、レース前に気付けたのは救いでした。今の段階で休ませれば今年の種付けも可能だと思いますので、いい子供を出してくれたらと思います」と話していました。繋養先の牧場は決まり次第ご報告いたします。(美浦トレーニングセンター)

0コメント

  • 1000 / 1000